算命学占いとは
算命学は殷周の時代に確立された陰陽五行説四種の形に立ち戻り原点に忠実な観法を旨としている。
この分類と用法の細分化をされたのが、宗家高尾義政先生である。
この原点から出発した技法と心がまえは、おおむね道教的な色彩が強い。道教の思想は実に大陸的である。
文明が高度化し、社会が多様化する時代は道教の精神に基づくことによってより広い世界観が広がっていくだろうと、高尾先生は述べられている。
生まれたという事実(宿命)を変化させることは出来ないが、その宿命を最大限に花開かせることこそタオ(道教)の精神世界であり、そこには生き方、心のあり方が問題である。運命に圧しつぶされることなく、自己の運命を大いに利用して欲しいこれが私の願い――とまで高尾先生は言われている。
では、道教の根本原理は何かといえば、最終的に宇宙のエネルギー作用に逆らわずに順応して生きることである。
「宇宙と調和」、「宇宙と一体」になることである。老子が説く「人は地に法(のっと)り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る。
これすなわち道法自然なり」が道教の悟りである。
仏教でいうところの悟りとは違う、仏教の無の思想は余分なものをどんどん捨て去り、更に己れを捨て去って、無へと到達しようとすることである。
高尾先生は、算命学の基本は、現実と精神のバランスを保つことで、これは自然界がバランスの中で存在している以上自明の理であると説かれている。
この基本を上手に生かすことが自由自在に運をつかむことになる。
たとえば、現実を100つかんだら精神も100にする努力をすれば、ずっと、この状態でいられる。
精神が50に下がれば現実もすーと50に下がる。これは低いほうにバランスがとられるようになっているから。
算命学は、現実も、精神も高いところでバランスをとっていくことを理想としている。そのための占いなのです。
鑑定理念
平成13年から算命学を学び、今でも同じ気持ちで学び続けています。
学ぶにつけ、算命学の面白さに引き込まれていきます。一子相伝の厳しく難しい教えを、広く大衆に伝えようとされた高尾義政先生のご尽力に、ただただ感謝の気持ちです。そして、高尾先生のご遺志を正確に伝えようとする高尾学館の覚悟に、一生徒として尊敬の念を覚えます。
今、再び鑑定する側の仲間入りをさせていただきました。高尾先生は教科書の中で、算命学を人助けのために役立てて下さいと言われていらっしゃいます。10年程前に、3年間鑑定をしたことがあるのですが、勉強する意識が強かったのです。ご相談者が喜んで帰られたら、算命学の素晴らしさを誇りに思い、それを学んでいる我が身が満足でした。
その時の私は一番大切なことを忘れていました。高尾先生の「大きな心」をです。
結果、疲労が体に積まれて行き、鑑定をやめました。
その時から7年、高尾学館での学びを続けながら、算命学の理解不足を解消していくことは、人助けのためなのだという心を持ち続けました。
私の鑑定所にいらした方が、元気で幸せになって、お帰えりいただきたい。そのために、私は万全の準備をしよう。人生の黄昏を緊張感を持って過ごして行くことが私の運命だったのだから――
鑑定士の紹介
吉成 智白
平成 13年 高尾学館入学
平成 21年 4段取得 <現在も通学中>
他に、松本教室にて干支九星気学、
東明手相学院にて、手相を学ぶ。
今の私を平常心にしてくれるありがたいもの。
・月1度、高尾学館で学ぶこと。
・週2度、スポーツクラブで汗を流すこと。
料金
鑑定時間 | 鑑定料 |
30分 | 4,000円 |
1時間 | 7,000円 |
初回は4割引致します! |